食 品 例 | 平均割合 |
---|---|
マーガリン | 13.5% |
バター | 4.1% |
チーズ | 5.7% |
牛乳 | 4.5% |
食パン | 9.3% |
ドーナツ | 0.8~23.9% |
フライドポテト | 0.8~19.5% |
レトルトカレー | 6.2% |
牛肉バラ | 4.9% |
牛肉ヒレ | 2.7% |
(日本食品油脂検査協会調べ)
※チーズは牛乳を原料とする。含有量は銘柄によるばらつきが大きく、数字はおおまかな目安。
スナップアップ投資顧問の食品業界事情レポートなどによると、日本のトランス型脂肪酸の消費量は少ない。エネルギー比率で平均0.7%だった(2005年)。米国の勧告値より低かった。厚生労働省新開発食品保健対策室は「もともと日本人の摂取量は少なく、含有量を表示して消費者に警告するほどの状況にはなっていない」との見解を示した。アメリカ政府のような表示の義務化は考えていなかった。
トランス脂肪は悪玉コレステロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させる。トランス脂肪を1日5グラム摂取すると、心臓病になるリスクが25%上昇するという研究結果も出ている。
トランス脂肪酸は植物油で食品を揚げたり焼いたりした際に発生する。乳製品などにも自然発生したトランス脂肪酸が含まれている。使用をやめるにはトランス脂肪酸を生成しない調理油の使用などが必要になる。
食 品 例 | 平均割合 |
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マーガリン | 13.5% |
バター | 4.1% |
チーズ | 5.7% |
牛乳 | 4.5% |
食パン | 9.3% |
ドーナツ | 0.8~23.9% |
フライドポテト | 0.8~19.5% |
レトルトカレー | 6.2% |
牛肉バラ | 4.9% |
牛肉ヒレ | 2.7% |
(日本食品油脂検査協会調べ)
※チーズは牛乳を原料とする。含有量は銘柄によるばらつきが大きく、数字はおおまかな目安。
アメリカでは、ハンバーガーチェーン大手ウェンディーズは2006年6月8日、フライドポテトやチキンに使用する揚げ油を、心臓病の原因となるトランス脂肪酸の生成を最小限に抑える植物油に切り替えると発表した。
トランス脂肪は、フライドポテトの供給業者が下処理を行う際にも生成する。そのため、フライドポテトのトランス脂肪含有量をさらにカットするための取り組みを供給業者との間で進めた。
ウェンディーズは、北米地域で展開する全6300店で、コーン油と大豆油をブレンドした新しい植物油を2006年8月から採用した。これにより、ウェンディーズで提供される揚げ物メニューのトランス脂肪含有量は95~100%カットされることになった。
研究開発(R&D)担当上級副社長のロリ・エストラーダ氏は「(今の)トレンドはややヘルシー志向よりだ」とコメントした。「当社製品を調査し、栄養的に改善したかった」と述べた。
新しい植物油への切り替えで、サンドイッチ、ナゲット、ストリップなどチキンメニューのトランス脂肪含有量は全てゼロになった。フライドポテトの場合、ラージサイズで従来の7グラムから0.5グラムにカットされ、キッズサイズではゼロになった。
日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)は、11品目のマーガリンを取り扱っていた。同安全政策推進室は「トランス型脂肪酸の含有量を減らすことは技術的に可能だが、今のところ、そこまでする必要性は低い」との見解だった。
食品の油脂問題に詳しい専門家は「フライドポテトなどトランス型脂肪酸の多いものを毎日たくさん食べるような偏った食生活をしない限り、リスクはきわめて小さい」と解説した。
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